「ポパイ」と「ギンザ」 それぞれが作った「オリーブ」はこんなにも違う! – WWD JAPAN.com



 2003年に休刊したライフスタイル誌「オリーブ(Olive)」が、12月9日発売の「ポパイ(POPEYE)」1月号で特別付録として復活しました。木下孝浩・編集長を筆頭に、「ポパイ」編集部が制作を担当したそう。

 「オリーブ」は1982年に創刊。休刊してもなお人気は衰えず、14年にはマガジンハウス70周年記念事業の一環として、「Oliveプロジェクト」が発足されました。15年3月でも「ギンザ(GINZA)」4月号で特別付録として「オリーブ」が1号限定復刊。この号では中島敏子「ギンザ」編集長が中心となり、“おとなのオリーブ”をテーマにした、当時をほうふつとさせる懐かしさにあふれた1冊が完成しました。

 でも、そもそも、「オリーブ」は“Magazine for City Girls”をテーマにした、「ポパイ」の女子向け雑誌として創刊された雑誌です。だからこそ、今回の復刊は大きな意味があるだろうし、2年前の「オリーブ」とは全く異なる内容になっています。

 2年前の「オリーブ」は“Magazine for Romantic Ladies”をテーマに、休刊以前の世界観を忠実に再現したものでした。コラムニストの山崎まどかさんや酒井順子さん、スタイリストの大森伃佑子さん、飯田珠緒さん、岡尾美代子さん、近田まりこさんといった当時の強力布陣が再集結。編集長を務めた淀川美代子さんもコメントを寄せています。おそらく、「オリーブ」ファンに深くささったことでしょう。

 これに対して、今回の「オリーブ」は、今の「ポパイ」をそのまま女性に向けた内容です。創刊当時のテーマに沿った、全く別のアプローチとなっています。誌面に登場する女性も、20代以下の「ポパイ」が選ぶ“itガール”ばかり。もしかしたら、昔の「オリーブ」を知らない世代がメーンでしょう。こちらは、「ポパイ」を好きな今の女の子たちが読みたくなるような内容となっています。

 当時の世界観をイメージして女性陣が作った2年前の「オリーブ」と、今の感覚で当時のテーマを再解釈した男性陣の「オリーブ」。今回の復刊を機に、全く異なる2つの「オリーブ」を読み比べてみるのも面白いのではないでしょうか。




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