【取材】空港に来る外国人にガチャが大ヒット!秘密をタカラトミーアーツに聞いてみた – IRORIO(イロリオ) – 海外ニュース・国内ニュースで井戸端会議



外国人旅行客に大人気の「空港ガチャ」について、詳しい話を聞いてみた。

「空港ガチャ」全国展開へ

タカラトミーアーツが「空港ガチャ」の全国展開をスタートすると発表した。

まずは4月7日(金)から関西国際空港に100台以上、4月下旬から旭川空港に50台以上、東京シティエアターミナルに20台を設置する。

その他、全国の空港で展開する予定だという。

通常の売り場の約3倍~5倍の売り上げ

同社は昨年7月から成田空港でガチャの設置を開始。

「余った小銭をオモチャに!」「なぜか日本で売れてます」というキャッチコピーで売り出したところ、外国人旅行客の心をとらえることに大成功した。

「タカラトミーアーツ」提供

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毎月、通常のガチャ売り場の約3~5倍の売上を達成しているという。

1位は「パラ斎藤さん」

売り場で売上ナンバー1(2月末時点)は、地球人の頭部にパラサイトし、人体を意のままに操って地球侵略をもくろむ宇宙人フィギュア「パラ斎藤さん」。

「タカラトミーアーツ」提供

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2位は、あごがシャクレている動物たちのフィギュア「シャクレルプラネット2」。

「タカラトミーアーツ」提供

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3位は、日本ならではのお餅をモチーフにした、憑かれたおもち「もちばけ」。

「タカラトミーアーツ」提供

「タカラトミーアーツ」提供

売れ筋商品は日本国内で人気のものとほぼ同じだが、まれに空港だけでよく売れる商品もあるという。

小さな発見が「空港ガチャ」誕生のキッカケ

なぜ空港ガチャがこんなに人気なのか。タカラトミーアーツに話を聞いてみた。

—–空港ガチャというアイデアは、どのように誕生?

以前からスタートしていた駅構内でのガチャイベントでの小さな発見がその発端だったと思います。

これまで秋葉原や池袋など都内の主要ターミナル駅で、ガチャマシンを集めたイベントを行ってきた。

「日本で育った子どもなら一度はガチャに触れたことがあるはず」と自負していたが、来場者の3分の1以上が初めてガチャに触れた人で、未経験者がまだまだ多いことを知ったという。

これは私たちにとって大きな驚きでした。「ガチャの楽しさを知ってもらう活動」としてもっと続けるべきだと確信できました。

同時に「ガチャに始めて触れ合う外国人」の方が一定数いらっしゃることにも気づきました。

そんな折、成田空港から「お客様をもっと楽しませることはできないか」と声を掛けられ、ガチャブランド「パンダの穴」シリーズを共同展開している電通テックとアイデアを出し合い、次のような意見がまとまった。

ガチャは古い伝統的な物ももちろんだが、「今、日本で流行っている旬なモノ・コト」を表現したものが多いのではないか。

「コインは両替できない」という外国人旅行客の悩みから、持て余したコインをオモチャに変換するという気づきを与えると、より効果的ではないか

そこで生まれたのが「なぜか日本で売れています」「あまった小銭をオモチャに」という2つのキーワードだという。

サンプル展示や多言語対応など工夫

—–通常のガチャとの違いやこだわり、工夫は?

上記の2つのコンセプト「なぜか日本で売れています」「あまった小銭をオモチャに」を大事にしています。

外国人の方やガチャ未体験の方にとっては、カプセルの中身の想像は難しいはずです。

そんな方にも安心して楽しんでもらえるよう、できるだけ多くの商品サンプルを展示できるように工夫しました。

さらに、多言語に対応したサインでより多くの国々の方に2つのコンセプトを伝えられるようにしてみました。

「タカラトミーアーツ」提供

「タカラトミーアーツ」提供

—–なぜこんなに売れている?

サンプルを展示する什器(じゅうき)やコンセプトパネルなど、各エレメントを統一したシックなデザインイメージにすることで、年齢層を問わず、お客様がしっかりと気づいてくださるようにアテンションを与えられたことがひとつの要因だと感じています。

「タカラトミーアーツ」提供

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—–購入する人は?反響・感想は?

全体の7割くらいが外国人の方です。

先日も中国のテレビ局に取り上げられました。利用した方だと思いますが、その他の外国でもブログなどで取り上げていただきました。

非常にポジティブな反応が多く、非常に喜ばしく感じています。海外での反応もさることながら、国内のメディアでも話題になりました。

そもそも、弊社は「もっとガチャの楽しさを知ってほしい」という活動のなかで空港ガチャにたどり着きました。そのような意味でもこれらの反響は嬉しく感じております。

「タカラトミーアーツ」提供

「タカラトミーアーツ」提供

「今後も新しい挑戦を」

最後に、これほどの売れ行きを予想していたのか聞いたところ次のように話した。



もちろん、想定の範囲を超えています。しかし、驚いてばかりではいけませんので、今後も都度新しい挑戦をしていくつもりです。

たとえば、今回は「初めてガチャに触れる方のためのHow to動画」を準備しましたが、ここではまだ申し上げられない作戦を今後も適時行なうつもりです。

ご期待ください!

「タカラトミーアーツ」提供

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