生きてくため”と答えた親父から、実は受け取っていたアイデスの原点 (PR) – ニコニコニュース



シネマズ by 松竹

すべては成長のために。

まるで少年の様な屈託のない笑顔で夢中になって話をしてくれた中井 範光社長。
D-Bikeをはじめ、アイデスのモノづくりの原点についてお話しをうかがいました。

饅頭屋から三輪車が生まれるまで

この会社は私で4代目になるんです。曽祖父の代は饅頭屋をやっていて饅頭やパンを作っていたそうで、今のアイデスとは全く異なる業種だったようです。そこからなぜ酸素溶接所になったのかは聞いてないのですが、戦時中や大震災の頃、地中から飛び出した水道管を集めて、溶接して子供の椅子を作っていたそうです。それがアイデスの始まりですね。後に子供用の椅子は皇太子殿下に日本橋高島屋を通してお納めいただくまでになり、日本橋高島屋でも販売していたという記録が残っています。三輪車という乗り物を作りはじめたのもその頃ですね。祖父の代でした。今でこそアイデスブランドの幼児用の乗り物を販売していますが、当時は問屋向けに生産をし、問屋の名前で販売されていました。

ディズニー三輪車が大成功

父はデザインに対して非常にこだわりが強く、学生時代は祖父の反対を押し切ってデザイン学校に行ってたそうです。その父親の代になり、今でもご好評いただいているディズニーの三輪車が誕生します。バンビとピーターパンが最初に採用されたキャラクターのようです。その頃はまだミッキーマウスは有名じゃなかったので。
当時の日本はまだまだ物余りの時代ではないので、物を作れば売れる時代でした。そんな時代に父は「三輪車はもっと美しくなるべき」と訴え、売れる確信を持って、三輪車の正面におもちゃをつけたんです。デザインを学んだ父親のこだわりで生まれた三輪車なんですよ。最初は、社全体が反対しました。というのも当時の自転車が3,980円ぐらい。それがおもちゃをつけたことで1万円でしたから(笑)。倍以上の値段です。けれど売れたんですよね。マーケットシェア6%を一気に50%まで上げ、大成功を納めたのです。

父の乗り物作りは生きてくため!?

また時代は流れ、いよいよ私の代に。とはいえ、当時は全く継ぐ気がなく、アーティストや教授になりたい、留学したいといろんな夢を持っていました。しかし運命には逆らえず、結局は会社を継ぐことに(笑)。けれど、その頃は結婚もしていませんし、子供もいません。だから私なりに何か定義付けをした方がいいと思って、父に尋ねたのです。「なんで乗り物をやりだしたの?」と。その返事は「生きてくため」と一言(笑)。もちろん生きてくためにお金を稼ぐことは大事ですよ。けれどあそこまでの偉業を果たした父です。きっと他にもあるに違いないと何度も尋ねました。が、江戸っ子の頑固オヤジが「俺はこう思って三輪車屋になったんだ」なんていうわけもなく……。

私は今までの父の姿を思い起こし、考えてみたのです。それで私が小さい頃の父親を思い出しました。当時、海外で買ってきた三輪車やサンプルに私を乗せているときの父親の笑顔を。そのあと社会人3年くらいまでは怒った顔しか見たことがないくらい常に怒っていた父ですが、確かに自分を見て微笑んでいる顔が記憶にあるのです。顔しか覚えていませんけれど(笑)。「それだ!」と思いましたね。父が会社で三輪車を作り続けた理由は、あの笑顔にあるんです。きっと子供の喜んでいる姿を見るのが父は楽しかったのだと思うのです。

アイデスでの私の使命

入社してから社内で勉強を重ねた後、いよいよ経営に携わる時期になります。しかし、まだ私の定義が見つからず、1週間山籠りしてきました。自分は小さい頃から何をしたかったのか、なぜアーティストや教授になりたかったのか自問自答。毎日、1日中考え続けて、ようやく見つかったのです。私は人を喜ばせることが大好きなんだ。そして何かを伝えたい、教えたいのだと。これが私の使命だと感じたんですね。確かになりたかった職業は違うけれど、形は違うけれど、子供の乗り物にはその可能性が秘められていると思ったのです。そこから「楽しみながら学べる環境を提供する」という定義が生まれました。あの父の笑顔は“愛”です。笑顔で子供も親御さんも心が豊かになります。そんな笑顔を私はたくさん生んでいきたい、届けていきたいと思っています。

安全はもはや当然。
もっと快適に楽しく遊んでもらうための施策通常の3倍の強度で安全性を確保

父から会社を継ぐ時に言われていたのは「楽しさと安全性の共存」でした。だから、例えば自転車のフレームの強度を調べる振動試験(一定の重量を乗せて揺さぶる試験)で、7万回クリアすることが国で義務付けられているのですが、我が社は21万回クリアするテストを行っています。うちのフレームで7万回は余裕です。そのかわり、うちの乗り物は少し重いとよく言われるのですが、そこにはしっかりとした理由があるんです。軽いとやはり強度が落ちますから。安全を第一に、そして子供が扱える重さというところをキープしています。

ダブルの会議でベストな品質へ

我が社では商品のエラーを見つけるべく、すべての部門から最低一人出席して、試作を見ながら、不具合や改善点を挙げる「FMEA会議」を行い、次の試作設計までにその内容をクリアにする方法を取っています。従来は設計者だけで見るのですが、我が社は多方面から見ることで設計者には発見できない点を見つけ出す工夫を行っています。

そしてもう一つ。「ママさん会議」も行っています。これは社内の子供を持つママさんをお昼に呼んで試作を見せて、意見を求める会議です。モニターをしていただいたユーザーからの意見ももちろん吸い上げるようにしていますが、こちらは社内ですからね。辛辣な意見が集まりますよ(笑)。でもそのぶん、リアルな目線を伺えますから、とても大事にしています。今のブラッシュアップされた製品があるのもこれらの会議のおかげです。

社長自ら自信作と言える「D-Bike」子供の成長を感じられるD-Bikeシリーズ

もちろんどの製品も自信作ですよ。ただD-Bikeはまさに今、私の子供たちにも使わせていて、楽しんでいるだけでなく、いい成長を感じられる製品だと思っています。私は公園めぐりが趣味で公園は100箇所ぐらい回っているのですが、子供と一緒にD-Bikeを持って出かけるんです。こないだまで得意気に三輪車のD-Bike TRY!を乗ってると思ったら、キックバイクのD-Bike KIXに乗り始め、今ではもう16インチの自転車D-Bike Masterに乗っています。シリーズであるので、子供の成長を感じながらチェンジできるのはいいですよね。初めてD-Bike Masterに乗った時は、もちろんコントロールができなくて、倒れてしょげていました。でも、日にちを変えてチャレンジを何度かすると、できるようになって得意気になる。そんな様子を垣間見るのが本当に楽しいです。

また、親の成長も感じられるのがD-Bikeのいいところ。乗り物と初めて出会った子供に乗り方を教えますよね。その経緯から徐々にこう説明すれば子供はわかる、理解するんだなと親も学んでいくんです。だからD-Bikeは、子供だけでなく親も成長させる素晴らしい乗り物なんですよ。

主役は子供。子供が挑戦できるモノづくり

私たちはレースがしたくて自転車を作っているのではありません。それぞれの成長の段階に合わせたリアルなバイクというのが定義です。だから、例えば他社のキックバイクだとブレーキがなかったり、ハンドルの右側にブレーキがあることが多いのですが、D-Bike KIXについているブレーキは左です。後輪ブレーキは自転車もオートバイもどの乗り物も日本では必ず左なんですよね。確かに左手の方が握力が弱い子が多いけれど、将来的に乗り物を乗り続けることを考えると左側に後輪ブレーキがあることがとても重要なのです。

私たちは成長をサポートする用品を提供するという位置付けを大事にしていますから、現時点を「大人になる通過点」と捉えています。そのため子供だからといってブレーキを握りやすい右側せず、左側にしてます。そして子供たちは「頑張ってできる」ということが喜びですから、ちょっと頑張って握れるブレーキに設定しています。たやすくできるのは子供にとって面白くありませんからね。今はブレーキを例にお話させていただきましたが、その他にもD-Bike miniの車輪はたやすく乗りこなし飽きさせないように、前の車輪の幅を狭くしていたり、ハンドルを内に曲げることで安全性を高めたり……と細かいところまで子供のことだけを考えて作られています。

主役は常に子供です。親がするのは副次的なもので、子供が「自分でできた」と思うことが大切。それを見て親が学ぶ。そんな関係性がD-Bikeを通して作れたら嬉しく思います。

D-Bikeの「D」について

突然ですが、D-Bikeの「D」は何だと思いますか? これには3つの意味が込められています。ドリーム、ディスカバリー、ディベロップ。このディスカバリーを筆頭に掲げて開発をしています。乗れたことへの達成感と共に遠くへ出かけて新しいモノに触れて発見することができる。何かしらの発見がある乗り物。そんな意味が込められています。

D-Bikeで運動神経もアップ

これは実体験も含め、社でイベントを開催した時に感じたことですが、D-Bikeの三輪車に乗れる子供たちはペダリング(ペダルで漕ぐこと)が得意なんですよ。三輪車に乗ったことがない子は1日だけではほぼペダリングができません。一方で三輪車に乗っていた子はすぐにできるんですよね。私の子で実感してるのですが、D-Bikeの三輪車に乗っていた時に、腸腰筋(骨盤周りの筋肉)が鍛えられて、漕ぐときの全身のバランス感覚を覚えたんだと思います。だからペダリングは上手ですし、3歳半にもかかわらず公園の大型遊具にもどんどん平気で登っていくんです。これは運動神経を良くするトレーニングにもなっているのだと確信でき、嬉しかったですね。こうやって成長していくんですね。

アイデスのモノづくりから生まれる「愛」

モノづくりから生まれるのは「愛」。それが全てですね。我が社の製品はどんなに不景気になっても売れます。それは親が子供に喜んで欲しいと思っているから。子供たちの笑顔を見たいというのは普遍です。商売が成り立つのはその親の愛があるから。このビジネスはずっとなくなることはないでしょうし、自信を持ってやっていけると自負しています。我が社は「愛」に溢れた会社ですから、「愛」に溢れたモノづくりをこれからも続けていきたいですね。

アイデス株式会社:http://www.idesnet.co.jp/
D-Bike mini:http://www.idesnet.co.jp/products/content.php?id=397
D-Bike TRY!:http://www.idesnet.co.jp/products/content.php?id=345
D-Bike KIX:http://www.idesnet.co.jp/products/content.php?id=350
D-Bike Master:http://www.idesnet.co.jp/products/content.php?id=272

・衣装協力(ママ役):EDIST. CLOSET
・映像制作:松竹




こんな記事もよく読まれています



コメントを残す