タイバーとタイピンって何が違うの?そのつけ方は?



タイスライダーって何?

タイバー

タテオシアンのタイバー各1万2600円(ヴァルカナイズ・ロンドン TEL:03-5464-5255) Photo:石井幸久

以前「ネクタイの表情を変える、本格的なタイスライダー登場」の記事で、Bespoke Tailor Dittos(ビスポーク テーラー ディトーズ)のオリジナルタイスライダーを紹介しましたが、今回はネクタイ留めについて少し詳しく説明します。

タイスライダー(tie slider)、または単にスライダーという呼び名は、日本ではなぜか1930’s(サーティーズ)スタイルが好きな人たちの間で定着しています。アメリカではどうだったのかと思い、あの重くて分厚い「エスカイア版20世紀メンズ・ファッション百科事典」で調べたところ、1920年から1930年代に流行したようです。出自や登場した年代は分かりませんが、1920年以前からありました。

当時はタイクラスプ(tie clasp)またはタイクリップ(tie clip)という呼び名が一般的で、ときどきタイバー(tie bar)とも呼ばれていました。残念ながらタイスライダーという言葉は出てきませんでした。もしかするとイギリスでの呼称だったのかもしれませんね。

タイバー

現在のものはクリップ式が主流です。デザインもモダンです。 Photo:石井幸久

当初のデザインはアールヌーボーの影響からか、バラやユリなどの花柄が多かったようですが、次第にテニスラケットやゴルフクラブ、犬、馬といったスポーツに関するモチーフに変わっていきました。

現在はタイクリップやタイバーと呼ぶことが多いです。構造は板バネの有無はありますが、どれも基本的にネクタイとシャツの前立て部分を挟んで固定する仕組みです。

カフリンクスと同じくここ数年復活してきたアイテムで、スタイリッシュでシンプルなデザインが増えてきました。現在のスーツにもコーディネートしやすいと思います。

次のページではタイピンの説明をします。




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