ゾゾ前澤氏、123億円で落札のバスキア作品を米美術館に貸し出し



【1月12日 AFP】オンラインファッションサイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」の創業者、前澤友作(Yusaku Maezawa)氏が1億1050万ドル(約123億円)で落札した米国人美術作家ジャンミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の1982年の作品が今月、バスキアの故郷、米ニューヨーク・ブルックリン(Brooklyn)地区の美術館で初めて展示される。

 キャンバスにオイルスティックとアクリル、スプレーペイントで頭蓋骨を思わせる頭のイメージを描いたこの無題作品は、これまでほとんど公開されたことがないばかりか、美術館での展示は皆無だった。昨年5月、競売大手サザビーズ(Sotheby’s)のオークションで前澤氏が落札した。落札額は1億1050万ドルで、バスキア作品として最高額だっただけでなく米国人アーティストの作品としても最高額を記録した。

 ブルックリンでハイチ人の父とプエルトリコ人の母との間に生まれたバスキアは、1988年に薬物の過剰摂取により27歳の若さで死去した。アーティストとしての活躍期間はわずか8年だったが、その作品は絶大な人気を誇り、レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)さんやジェイ・Z(Jay Z)さんといったセレブが作品を購入している。

 だが、専門家らはバスキアが遺した作品の大半は大衆文化にとどまるものだとしてきた。一方で美術館はバスキアの偉大さを軽視していると非難されてきた。

 ブルックリン美術館(Brooklyn Museum)によると、この作品は1月26日から3月11日まで展示される。同美術館の声明によると、前澤氏は「バスキアの傑作をブルックリンに里帰りさせられてうれしい」とコメントした。

 その後は世界各地を巡回展示され、最終的には前澤氏が故郷の千葉県に建設中の美術館に収蔵される予定となっている。(c)AFP




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