トクラス、新ブランドでプラン提案注力 – リフォーム産業新聞



トクラス、新ブランドでプラン提案注力

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「100の暮らし 100のキッチン」始動

 トクラス(静岡県浜松市)は、10月より新コンセプトのブランド「トクラスキッチン&リビング」の展開を開始した。体験型ショールームや、リアルな活用例が分かるコンテンツ制作などを通じ、様々な形の豊かなライフスタイルを提案していく構えだ。

トクラス ショールームをリニューアルし、商品そのものよりも、プランニングのイメージを訴求ショールームをリニューアルし、商品そのものよりも、プランニングのイメージを訴求

キーワードは「体験型」

 今回のブランドの主力商品となるのは、使いやすさと居心地の良さにこだわったキッチンブランド「ベリー」だ。このブランドが生まれた経緯について、マーケティング企画室の丸尾一平マネージャーは次のように話す。

 「キッチンは顧客一人ひとりに提案できる素材であるにもかかわらず、2550mmのレギュラーサイズのベースのなかだけでどう工夫するかという業界の風潮がありました。そのため、顧客視点でのキッチンのプランニングをしっかりできていませんでした。その反省や、お客様から頂くご要望を叶える形で、新ブランドを立ち上げました」

 また、新たな取り組みを訴求するため、「体験型」をスローガンに関東エリアにある3つのショールームをリニューアル。埼玉店と川越店を統合して今年7月に完成した大宮駅から徒歩3分のショールームでは、実際に調理を体験できるライブキッチンを設置。

 8月末に増床した新宿店では、実際のリフォームを体感できるデザインフォームのコーナーを設けた。また、10月にリニューアルした横浜店では、4つのプランの違いや工夫が分かるよう、それぞれのキッチンを横に並べて陳列した。

トクラス お客さん宅を取材し、今後随時記事を掲載予定お客さん宅を取材し、今後随時記事を掲載予定

使用例をリアルに紹介

 トクラスでは新ブランドに加え、顧客1人ひとりに部材の組み合わせで多様なキッチンプランを提案するサービス「くらしオーダー」も10月から開始した。これを広めるため、ウェブサイト上のコンテンツとして「100の暮らし 100のキッチン」を紹介する事例集も展開。

 「実際にお客様が暮らしのなかでどうキッチンを使っているかを、リアルに伝えたいと思いました。大切なのは、なぜそのキッチンにしたかということ。家族のコミュニケーションを増やしたいとか、料理効率を上げたいなど、お客様の想いを記事にしています」(丸尾氏)

 ウェブ上ではその記事とともに、実際のキッチンの様子が3Dで見られるようになっている。この3Dコンテンツはグリーが提供する住居空間撮影VRコンテンツ配信ソリューション「InsideMaps」を採用することで実現した。

 立体感のない3D画像も多いなか、InsideMapsは一カ所につき60枚の画像を360度に組み合わせることで、臨場感のある自然で美しい3Dデータを生成できる。また、日光や照明などの様々な光源を自動に最適化するという機能が備わっているのも特徴だ。

トクラス グリーのInsideMapsを採用し、3D画像で暮らしのイメージが分かるサイトを開設グリーのInsideMapsを採用し、3D画像で暮らしのイメージが分かるサイトを開設

 「今は不動産物件の内見用としての用途が多いのですが、これからはハウスメーカーや住設メーカー、リフォーム会社といったInsideMapsとの親和性が高い建設系の企業にも積極的に提案していきたいです。その意味でトクラス様のキッチン戦略をサポートさせていただけるのは、非常に有意義だと思っています」(グリー子会社リミア・金子泰章社長)。

 今後は「くらしオーダー」を、キッチンのみならずバスルームや洗面化粧台など様々なリフォームの分野で展開していくのが目標だ。「ショールームやウェブサイトを通じ、実際にどれだけ暮らしが豊かになるかということを、目に見える形で発信していきたいです」(丸尾氏)


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